本日は豊橋市にあるTOYS BREWERYさんでクラフトビールを飲んできました。
こちら元々行くつもりで豊橋には着いていたもののなんだかんだで到着が閉店(21時)1時間前💦
だけど、しっかりタップ4種類を飲み切って、ボトリングで忙しそうな中とっても申し訳なかったですがフードも2種類頂いてきました!
前情報で『約7坪のスペースでビールを作っています』と書いてあって4席しかないという事で、もし入れなかったら別の店に行こうというプランBも立てながらでしたが、奇跡的に入店する事ができました〜。
本日のラインナップはこんな感じでした。
まずは3番のアメリカンペールエールを頂きます。
説明に『フルーティー!ちょいコクあり!』とありますが、おっしゃる通り。
ペールエールと言えば元々はイギリス発祥ですが、アメリカに伝わった後、華やかなホップの香りがするアメリカンペールエールが派生。
イギリスの元々のペールエールがモルト系の甘め系大人しい女子だとすると、アメリカンペールエールはそれよりも柑橘系というかトロピカルな香りと、ホップの苦味が強目な派手な子ってイメージがあります。
ああ、美味しい。
出だし最高です!
さて2杯目は1番の『ロクロクレッドエール』を頂きます!
こちらはTOYS BREWERY さん冬季限定醸造品です!
使われているのは超レアなモルト『RED X 』。
このモルトだけでレッドエールの赤みを出せるそうです。
と言いますのは、多くのレッドビールはメインのモルトで淡いのを作ってから、濃いモルト(キャラメルモルトとか)をちょっと加えて赤くするところ、これは100%でベースモルトとして使える赤いモルト。
EBC (European Brewery Convention: ビールの色度数)が30前後。SRM (Standard Reference Method: また別のビールの色度数)でいくと15前後のモルトです。
よくある日本のビールはEBCで8、SRMで4くらいなので結構な赤みが出るのですね。
お次は、4番『ジローガキ』。
その名の通り、お隣豊川市の無農薬栽培次郎柿をたくさん使用したというフルーティーなビールです。
でも柿なので、甘々というよりは、果実感➕柿の渋みという感じ。これもまた美味しい!
さて閉店時間も迫り、いよいよお待ちかねのラスボス2番『IPA』をお願いしたところ、なんと出払ってしまったそうで、代わりに繋がっている『Hazy IPA』を。
あーこれこれ、好きなやつです!!
クラフトビール飲んでるー!って感じがします。
フルーティー、ジューシーからの、ちょい苦味。
Hazy IPAならではの、IPAに比べて主張しすぎない控えめな苦さ。
いいですねー。。。
最高すぎる。
Hazy=濁っているのは、濁らせることが目的なのではなく、色々美味しくしようとした結果の濁りなんですね。
例えば麦芽の種類。
普通のビール(←いつも言うけど『普通』って何なんだか(笑))って大麦がメインですが、Hazy IPAはオーツ麦とか小麦使用で、大麦よりタンパク質が多く、それらがこれまた大量に使われるホップと結びついて濁りの素になります。
そうそう、私の好きなヴァィツェンも小麦使用です。
いつも通り、理系のお話はわからないので超文系で解説しますと(笑)、入っているデカい成分=濁りのもと、ですので、大麦とホップが結びついてできた『モノ』(名前は知らない)よりも、大麦じゃないものとホップが結びついてできた『モノ』(これも名前は知らない)の方がデカいのでしょう。。。
そしてこれをドライホッピング、かつ、無濾過と来たら、そりゃーもう、美味しさと濁りの大饗宴ですよ!!
ショップカードを頂いてきたので置いておきます。
また季節を変えて訪れてみたい素敵な場所でした!
帰り道はあり得ない強風!!
お店の入り口に、『ドア開けますので呼んでください』と書いてあったわけだ。
頬が切れそうな風、鼻水も凍りそうな寒さ、なんじゃこりゃー!!!
なんでマフラー置いてきたんだ私ー!!!
途中でカイロも兼ねてホットカフェオレを買い、無事凍死せずに帰りましたが、あまりの寒さに今思い出しても笑えてきます(笑)。